wax(ワックス)の上手な使い方
「ヘアサロンでスタイリングしてもらったらいい感じなのになぁ・・・」
「次の日から自分ではなかなかうまく出来ないなぁ・・・・」
そんな風に思ったことがある方は多いのではないですか?
「それは知識や技術の違いですよ!」
なんて言われてしまうと諦めるしかないですよね!
しか~~し、
そんなことはありません !!
ちょっとしたコツやポイントを覚えておいてもらうと簡単にカッコよく仕上がります。
※いきなり1回で完璧なんてことは難しいかもしれません。
でも何でも同じですがポイントを押さえて根気よく、
そしてわからない点はスタイリストに聞きながらやれば
うまくなっていくはずです。
ここでは一般的によく使われている整髪料別にセットの仕方、注意しなければいけない所、簡単なアドバイスなどを紹介していきたいと思います。
今回はおそらく1番よく使われている整髪料ワックスです。
まずはセットの時の簡単な流れです。
- 髪の毛を濡らす
- 乾かす
- ワックスをつける
- 仕上げる
1.髪の毛を濡らす
まずは髪の毛を濡らしましょう。
これは寝癖など髪についた癖を取るためです。
軽く濡らすぐらいでこの工程を終えてしまう方が多いように思いますが、
しっかり癖をとりスタイリングをやりやすくするには、
根元まで思いっきり濡らし、タオルでしっかり拭き取り、
しっかりと癖をとりましょう。
(私は洗面に頭を突っ込んでベチャベチャにしてます 笑)
タオルで拭き取るのもしっかりしないと、その後ドライヤーに時間がかかります!
2.乾かす
この作業はけっこう重要です。
僕たちプロがセットをうまく仕上げるのは、この作業工程をしっかりしているからです。
ほぼこの作業でセットの良し悪しが決まると言ってもいいかもしれません。
スタイルをイメージしてトップを立てたり、サイドを押さえたり形を作っていきます。
立てたり浮かしたりしたい時は、指を根元に差し入れて,、根元に温風を当てます。
そしてそのまま数秒熱を冷ますようにおいてからゆっくり指を引き抜きます。
熱を入れてからしっかり冷ますことがポイントです。
こうする事で髪の毛がしっかり立ち上がります。
ちょっと立てすぎかな?と思うぐらいがちょうど良いです。
あとでワックスをつける時にボリュームは押さえられます。
またサイドやハチ周りなど膨らみが気になるところは手のひらでふんわり軽くおさえて熱を当ててから冷まします。
ここであまり押さえ過ぎてしまうと不自然にペタンコになってしまいます。
この様な感じで立たせたり浮かせたり押さえたりして自分のイメージに近づけましょう。
3.ワックスをつける
自分のイメージした感じになったらワックスをつけましょう。
手のひらに10円玉大もしくはそれより少し少なめでワックスを取ります。
少なくてもまた少しづつ付け足せばいいです。
多すぎるとベタッとなってしまいうまく立たせる事ができなくなります。
そのワックスを手のひら全体に伸ばします。
塊ができないようにしっかりと伸ばしてください。
根元から毛先に向かって指を引き抜きます。
あまり根元につき過ぎないように気をつけましょう。
重くなってしまいうまく立ち上がらないです。
あとは手のひらで全体に散らしてつけます。
この時もつけすぎに注意です。
4.仕上げる
毛束を作りたい時はつまみます。
トップに高さを出してハチ周りを押さえたアルファベットのAのようなシルエットがバランスがよく見えます。
全体的に整えてフィニッシュです。
全てのスタイルに当てはまる訳ではありませんが、一般的に皆さんがセットをする上で難しい点や注意する点を気にして書かせてもらいました。
ワックスでのセットに適したスタイル
髪の毛の長さに対して使っているワックスが合っていないとセットしにくかったり、できなかったりします。
ワックスを使うスタイルは立たせたり毛先に動きを出したりするようなスタイルにむいています。
髪の長さが長すぎたり短すぎる様なスタイルにはあまり向かないように思います。
パーマスタイルやミディアム、ショートスタイルなどに適しています。
この時ワックスの種類は少し固め位の物がいいでしょう。
あまり固すぎると使いにくく逆に柔らかすぎると髪が立ち上がりません。
少し固めのワックスが1番使い勝手がいいでしょう。
少しはうまくセット出来そうですか?
髪質や毛量などでも変わってきますが、カットしてすぐのスタイルはセットもしやすいと思います。
それは担当の理容師があなたに最適な毛量、あなたの髪質に合ったスタイルにしているからです。
セットがしにくいと感じたらカットの時期です。
やはり1ヶ月から1ヶ月半に1度はメンテナンスが必要です。
しっかりメンテナンスをしてワックスでカッコよくセットをしてオトコマエになって下さい!
パーマスタイル
ミディアムスタイル
ショートスタイル