最近のBARBER事情
みなさんはBARBER(床屋)と聞くと、どんなイメージを持っていますか?
おじさんが行くところ、古臭いヘアスタイルにされそう、とにかくかっこ悪そう、など若い人達はあんまりいい印象を持ってなさそうな気がします。
人によってはBARBERに行った事がない方もいると思います。
そんなBARBERの様子が最近はかなり変わってきています。
今のBARBERがどんな感じか紹介していきたいと思います。
最初に知っておきたいBARBER(床屋)と美容室の違い
明確な違いといえば、シェービング(顔剃り)があるか、ないか、ではないでしょうか。
それ以外の違いといえば・・・持っている免許が違います。
『BARBER=理容師免許』 『美容師=美容師免許』
意外と知らない人も多いのではないでしょうか?
これは法律できちんと定められています。
もちろんその法律の中には理容師、美容師の定義がしっかりと書かれています。
しかし、今現在ではあまり意味がありません。
なぜならサービスの内容にシェービング(顔剃り)以外の違いがほとんどないからです。
内容にそれほど違いが無ければ、あとはお店の雰囲気や、施術をしてくれるスタッフの腕やセンス、接客態度、などがお店を選ぶ基準になってきます。
つまり、そういったBARBERであれば美容室と同等以上のサービスが期待できるわけです。
最近はそういったBARBERがどんどんと増えてきています。
もう『BARBER(床屋)=古い かっこ悪い』といったマイナスのイメージは捨てた方がよい時代になったといえるでしょう。
BARBER(床屋)に行く理由
『大人の男が身だしなみを整える由緒正しき場所』としてBARBERが見直されています。
アメリカやヨーロッパなどでも同様で、感度の高いファッショナブルな人達に注目されています。
ヘアスタイルのトレンドも、刈り上げ、シチサン、バックなどのクラシカルなスタイルが人気で、特に30代、40代、50代の大人の男性に支持されています。
またその世代の男性は、女性に囲まれた美容室はゆっくりと落ち着けず行きづらくなってくるようです。
30代、40代、50代の男性はアパレルなどもシンプルで大人っぽい物を好むようになってくるようです。
当然それに合わせてヘアスタイルも奇抜なスタイルよりもシンプルでベーシックなスタイルになっていきます。
またBARBERは基本的には男性客しかいないので、周りの目を気にせずにゆっくり施術を受けることができます。
カットやシェービングなどの技術はもちろん、それ以外の部分(店の雰囲気や技術者との会話など)でゆったりと落ち着いた感じが味わえると思います。
古き良きを残しつつ今の時代の流れも取り入れ、日々進化する現在のBARBERから目がはなせません!