髪の基礎知識
~髪の基礎知識「 髪って?」~
人間の頭皮は10~15万本あり、
1日に約0.3~0.4㎜のスピードで伸びています。
通常、髪は1日で50~60本ほど抜けます。
髪も肌もつめも同じたんぱく質(ケラチン)でできています。
ちなみに、人の体の外側にあるたんぱく質はコラーゲンたんぱくです。
「髪のヘアサイクル」
髪の寿命は4~6年。
髪は一定の時間を過ぎると自然に抜け落ちます。そして、抜け落ちたところからまた新しい髪が生えてきます。この周期をヘアサイクルといいます。
「髪の構造」
髪の性質
本 数…約10万~15万本
太 さ…約50~100μm ※1μm=1/1000mm
水 分…11~13%
主成分…ケラチンタンパク
P H…4.5~5.5(弱酸性)
強 度…約150g(カップ1個分)
※ダメージ毛は強度が弱くなっています。
カラーやパーマを重ねると、
髪の水分保持力が下がるため、
パサつきが出て、まとまりが悪くなります
「髪のダメージって」
髪のダメージには様々な原因があります。
髪が傷むと…まず、髪のキューティクルをくっ付けているCMC(接着剤)が劣化します。
そうすると髪の中のたんぱく質が流失しやすくなります。
(この時流れるたんぱく質が実は、水分キープやカラーの色素を定着させたり、パーマ時に作用したりと色々な機能が含まれている重要なたんぱく質です。)
【ペーハーバランスによるダメージ】
髪の毛の三層構造はキューティクルが中身をブロックしている。
髪の特徴として、髪のPHがアルカリに偏ると開き、酸性に偏ると閉じる。
(普段の髪の毛は弱アルカリ性に偏っている)
髪とお肌は弱酸性で安定します。