祖父や父を見れば、脱毛しやすいかどうかわかる!?
遺伝するのは脱毛ではなく体質
父親や母親の親戚筋が脱毛の家系である場合、
自分もそうなる可能性があると思ってもいいかもしれません。
遺伝しやすいのは、脱毛の中でも「男性型脱毛」です。
といっても、脱毛そのものが遺伝するわけではありません。
男性型脱毛は、男性ホルモンと5αリラクターゼという酵素、
そして、男性ホルモンを補足するレセプターの3つが関係して起こります。
男性ホルモンの分泌が旺盛で、かつ、レセプターが毛根周辺に
存在し、5αリラクターゼの働きが重なって脱毛を招くわけです。
そういう、脱毛しやすい条件の体質が遺伝するのであって
脱毛の家系であっても条件が変化して薄毛にならない人もたくさんいます。
早めに正しいケアをし、予防すれば脱毛になる危険性はそれだけ小さくなるのです。
女性より男性が脱毛しやすい理由
髪は男性ホルモンの影響を受けやすいので、
女性の場合は、体質遺伝の心配は少ないと言えます。
男性ホルモン、女性ホルモンでいえばヒゲは男性ホルモンの影響下にあり、
「ヒゲの濃い人は髪が薄い」という説もあながち間違いではないのかもしれません。