パーマを長持ちさせるには?
前回『カラーの色落ちを防ぐには?』 という記事を書きましたが、今回はパーマ編と思ってもらえればわかりやすいと思います。
直毛で髪の毛に動きが出しづらく思い通りのヘアースタイルにできなかった方や、髪のおさまりが悪くセットしづらい方など、自分の思い描くイメージのヘアスタイルになるように、また扱いやすくおさまりのいい髪にするために、せっかくあてたパーマがすぐにとれてしまっては、非常に残念でがっかりしてしまいます。
朝、出掛ける前のセットの時間も余分にかかってしまうかもしれません。
そういったことをさけるためにも、ちょっとした事に気を付けるだけでパーマの持ちが違ってきます。
そういうちょっとしたポイントなどを紹介しようと思います。
パーマのとれる(伸びる)原因と対策
・髪質 髪の毛の状態
髪の毛が太い硬いなどパーマがあたりにくい髪質の人です。
こういった髪質の方はとれやすいだけでなく、パーマのあたりも悪い方が多いです。
髪質は個人差があるのでパーマをあてる時などに理美容師さんに相談する方がいいと思います。
またカラーやブリーチなどで髪の毛がとても傷んでいる人もパーマがとれやすいです。
パーマのあたり具合やとれ具合は髪の毛の状態(傷んでいたり髪質が硬いなど)にかなり影響を受けます。
・毎日の髪のお手入れ(ホームケア)
パーマもカラーと同様に毎日の物理的ダメージが1番の原因になります。
たとえば髪の乾かし方でも、せっかくパーマで髪の毛にウェーブがかかっているのに引っ張ったり伸ばしてしまう様にして乾かしてしまうと、パーマがとれてしまうのを早めてしまいます。
パーマのあたっている髪はあまり引っ張らずフワフワと軽く乾かしクルクルと髪の毛を巻くように乾かすと持ちが良くなります。
また日々のスタイリングもパーマの持ちを左右します。
スタイリング剤などでセットをするとパーマのウェーブを生かした状態になります。
つまりパーマを伸ばした状態ではなくウェーブでクルクルとした状態を保つ事により何もしないよりは少しは長持ちさせることができると思います。
こうした毎日のケアがパーマを長持ちさせるコツといえるでしょう。
・髪の洗い方
こちらの理由もイメージしていただけると思いますが、あまりガシガシと洗うとパーマを伸ばしてしまいます。
やさしく揉むようにウェーブを伸ばさないイメージで洗うといいでしょう。
そうすれば髪の毛同士の摩擦も軽減され、髪の毛に対するダメージも軽くなります。
またパーマをあてた当日は極力優しくシャンプーをしてください。
パーマもカラーと同様にあてた当日はまだパーマのウェーブがしっかりと定着していません。
なので整髪料などを洗い流すだけで、パーマを伸ばさないように気をつけてください。
こうしてみてみると、カラーを長持ちさせる方法とかなり似ていると思います。
やはりできるだけ髪の毛に対するダメージを避ける、髪の毛が傷まないように気をつける事が大事だといえます。
ちょっとした事に気をつけるだけで、パーマの持ちが全然違ってきます。
どれも簡単なことなので試してみてください。